デザイン
アプリやWebのデザイン、プロトタイプの作成に優れたアプリ『Sketch』を提供するBohemian coding社は現地時間2020年4月28日、Sketch 65をリリースしました。
アップデート内容の詳細は公式サイトのログから確認できます。
この記事ではアップデート内容を日本語で解説します。 解説する対象は、主なアップデートと改善点(What’s improved)のみで修正点(What’s fixed)は含まれていません。 完璧な和訳ではなく編集も加えているため、正確な情報を知りたい場合は原文をご確認ください。
プロトタイピング設定のオプションに「Maintain scroll position after click(クリック後もスクロール位置を維持する)」を追加しました。 このオプションを有効にすると、プロトタイプリンクをクリックしても、アートボードのスクロール位置を維持する事ができます。これにより、モーダルのようなフローを中断しないオーバーレイスタイルの要素と状態の変更を作成できます。
iOSアプリの「Sketch Mirror」でも新しいプロトタイピングスクロール効果の動作がサポートされました。 また、iOS 13の互換性の向上といくつかのバグ修正も含まれています。Sketch MirrorはApp Storeからダウンロードできます。
Sketchを起動した時、またはメニューバーの「Window」→「Documetns」で表示される「Documents」ウィンドウ。以前までは、この「Documents」ウィンドウのサイドバーに表示されている、クラウドプロジェクトが20件までしか表示されていませんでしたが、今回のアップデートによりすべて表示されるようになりました。
グループのエクスポート設定に 「Trim transparent pixels」オプションを追加しました。 このオプションを有効にすると、グループ内のレイヤー周囲に配置された透明なピクセルが、エクスポートされたアセットに表示されなくなります。 具体的な例として、グループに非表示レイヤーが含まれている場合に、そのレイヤーを無視して表示されているレイヤーの範囲のみエクスポートする事ができます。
シンボルの作成と操作が少し速くなりました。
Sketch 64リリース。アップデート内容解説。
Sketch 67リリース。ドキュメントへの埋め込みフォント対応。