Sketch 63公開。日本語でアップデート内容を解説します。
2020.02.19アプリやWebのデザイン、プロトタイプの作成に優れたアプリ『Sketch』を提供するBohemian coding社は現地時間2020年2月11日、Sketch 63をリリースしました。
アップデート内容の詳細は公式サイトのログから確認できます。
この記事では日本語で理解できるように、和訳と編集をしています。
解説する対象は、主な変更点と改善点(What’s improved)のみで修正点(What’s fixed)は含まれていません。
正確な情報を知りたい場合は原文をご確認くださいね。
Sketch 63の主な変更点
Sketch Cloudへのドキュメントのアップロードが非常に高速になりました。
Sketch 63の改善点
ソーシャルメディア用画像のアートボードプリセットを追加
メジャーなプラットフォーム(Twitter、Facebook、Instagram、LinkedIn、Youtube、WeChat、Weibo、Dribbble、Eventbrite)で使われる、ソーシャルメディア用画像のアートボードプリセットが追加されました。
画像のサイズは変更されることが多く「Facebook カバー サイズ 2020」のように都度検索することが頻繁にありました。これからはSketchのバージョンを最新にすることで、アートボードプリセットも最新の状態になるため検索する手間が省けます!
ポップオーバーのライブラリタブはライブラリ名をクリックで開閉可能に
コンポーネントポップオーバーのライブラリタブが、ライブラリ名全体をクリックして開閉できるようになりました。
今まではライブラリ名の右側にある矢印をクリックして開閉する仕様でした。
名前が省略されたレイヤー/コンポーネント名はオンマウスで表示されるように
レイヤーやコンポーネントのリスト上で『…』に省略された項目にマウスカーソルを乗せると、ツールチップでフルネームが表示されるようになりました。
今までは項目にマウスカーソルを乗せてもツールチップが出てこず、フルネームを確認するにはリストの幅を広げる必要がありました。
ドキュメント保存時のダイアログの仕様を変更
ドキュメントを保存する時に『Location:』メニューから『Other…』を選択すると、macOS標準の保存パネルが表示されるようになりました。
今までは下矢印を押すことでmacOS標準の保存パネルが表示される仕様でした。
上書き方法の変更
上書き確認のダイアログでCmd+Rを押して、ドキュメントを上書きできるようになりました(『Replace』ボタンをクリックした場合と同じ挙動)
感想
サードスコープではプロトタイピングや共有にInVisionを使っているので、Sketch Cloudは試す程度にしか触っていませんでした。
折角なので今回のアップデートを機に研究してみようと思います。良い活用方法があれば共有しますね!