Sketch 67リリース。ドキュメントへの埋め込みフォント対応。

2020.08.06

アプリやWebのデザイン、プロトタイプの作成に優れたアプリ『Sketch』を提供するBohemian coding社は現地時間2020年7月1日、Sketch 67をリリースしました。

アップデート内容の詳細は公式サイトのログから確認できます。

この記事ではアップデート内容を日本語で解説します。
解説する対象は、主なアップデートと改善点(What’s improved)のみで修正点(What’s fixed)は含まれていません。
完璧な和訳ではなく編集も加えているため、正確な情報を知りたい場合は原文をご確認ください。

Sketch 67の主なアップデート

パフォーマンス改善

Sketchの動作スピードが改善されました。
特に多数のシンボルを用いた複雑なドキュメントでの作業において、より快適な操作感を得られるようになりました。
また、シャドウやレイヤー周りに存在する、背景のぼかしと彩度に関連した特定のパフォーマンスボトルネックが修正されました。

ドキュメントへの埋め込みフォント


個々のドキュメントに対する、埋め込みフォントのオプションが新たに追加されました。
埋め込みフォントの設定は「Text」→「Document Fonts…」から、埋め込みたいフォントを指定することでできます。

Sketch 67の改善点

「Select All」の仕様が変更

レイヤーを選択した状態で「Select All」(MacではCommand+A)を使用すると、現在のグループ内に含まれる全てのレイヤーを選択できます。さらにもう一度「Select All」を使用すると、上位のグループ全体を選択できるようになりました。

アートボードを選択した状態で「Select All」を使用すると、全てのアートボードが選択されます。
2つ以上のアートボードからレイヤーを選択した状態で「Select All」を使用すると、全てのアートボードの全てのコンテンツが選択されます。

Smart Distribute と Tidy がより便利に


Smart DistributeとTidy(ハンドルをドラッグ/数値を入力して、オブジェクトを等間隔に並べる機能)が改善され、グループの外側と内側両方のレイヤーを選択した状態でも使用できるようになりました。

スライスを多く含むドキュメントに対するパフォーマンスの改善

スライスを多く含むドキュメントをズームインする際のパフォーマンスが改善されました。

クラウドドキュメントの名前変更


クラウドドキュメントの名前を、ドキュメントウィンドウから直接変更できるようになりました。
ドキュメントサムネイル下部のドキュメント名をダブルクリックするか、右クリックから「Rename」を選択することで名前を変更できます。

開発者用の書き出しオプション”—suffixing”の追加

Sketchtoolの`export layers`コマンドに`–suffixing`オプションが追加されました。このオプションを使うことで同名のレイヤーが複数存在していても、上書きせずに書き出すことができるようになります。

エラーメッセージの改善

クラウドドキュメントが、接続不良によって読み込めない時に表示されるエラーメッセージを改善しました。

ドキュメントウィンドウからのドキュメント削除


ドキュメントウィンドウに表示されるサムネイルを右クリックして「Delete Document…」を選択するか、バックスペースキーを押すことで、ドキュメントを削除できるようになりました。

クラウドライブラリの作成手順を簡略化


「File」→「Add as Library」を選択することで、クラウドドキュメントをアプリケーションから直接クラウドライブラリに変換することができるようになりました。

ドキュメントのクラウド保存


ローカルドキュメントをドキュメントウィンドウにドラッグアンドドロップするだけで、クラウドに保存できるようになりました。
保存先のワークスペースとプロジェクトを確認するためのダイアログが表示されます。
ドキュメントを個人、もしくはチームのワークスペースのライブラリビューにドラッグアンドドロップすると、そのドキュメントは自動的にライブラリになります。

絵文字の改善

絵文字をテキストレイヤーで使用しても、レイヤーの行間や文字間隔が引き伸ばされなくなりました。

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