東南アジア周ってきました

2023.05.19

中里 柊斗 著

中里 came to 東南アジア

皆さんこんにちはこんばんはXin chào初めましての人は初めまして中里です。5/9 ~ 5/17でベトナム → マレーシア → シンガポールと巡ってきました。

そもそも何故東南アジアに行っていたのか

そもそもは特大プロジェクトの慰労の名目で、ベトナムのみに行く予定だったのですが、ちょうど同じ時にThird Scope Europeの社員さんがマレーシアにいらっしゃるとのことで、商談やら何やらがもろもろ合体してこうなりました。

ベトナム 🇻🇳

今回訪れた三カ国の中で、一番東南アジアに来たぞという感じがしたのがベトナムでした。自由時間が多く、色々歩き回るなどしたからと思います。

ホーチミンはとにかく原チャリが多いです。一車線の中に何台も犇いてます。右折は信号無視します。混んでると歩道走ってきます。左折もたまに無視します。
ただ、乗ってみると最高でした。自分で運転しても、Grab(Uberみたいな配車アプリ)で後ろにのっけてもらっても気持ちよかったです。高温多湿で歩いてなんかいられるかっていう気候なので、原チャリがあんなに普及するんだなあと。

Grabの後ろから。交通量はまだマシな方

ベトナムのご飯は美味しいです。全ての食べ物に名前を言ってはいけないあの草が入っている魔界なのかと思っていたのですが、全然そんなことはなく、入っていても取り除けるレベルだったので問題ありませんでした。フォーとかバインミーとかのイメージが強いですが、やはり中国が近いからか、中華っぽいものが思いのほか多くて驚きました。中華はどこでも美味い、今回の大きな学びの一つです。
飲み物はビールが安い代わりに、他のものは何もかも甘いです。びっくりするくらい何もかも甘いです。僕は甘いものがあまり好きではないので、この点は少し辛かったです。砂糖抜きのコーヒーを注文したら、店員に怪訝な顔をされたのちにめちゃくちゃ苦いものが出てきました。ちょうど良いものは存在しない・・・?

国民性としては、皆んなのんびりしていて思った以上にフレンドリーだと感じました。

マレーシア 🇲🇾

首都クアラルンプールとシンガポールとの国境近くのジョホールバルという街に行きました。

クアラルンプールは普通に都会でした。日本とほぼ同じ感じの高速道路があり、左側通行右ハンドルでなんの問題もなく運転できそうでした。イギリスも同じく左側通行であり、マレーシアはイギリスの海峡植民地の一部であったから現在のルールになっているそう。逆にベトナムは仏領インドシナで右側通行。こういうのは世界史の知識が線になる感じで面白い。左直の事故が起こるんだろか。

ペトロナスタワー。クアラルンプールのシンボル的な建物。

普通に都会と言った通り、所謂”東南アジアに来た感”はあまりなく、スーパー武蔵小杉に来たって感じがしました。
高級ブランドの店が立ち並び、大型の野外ディスプレイにはColdplayのライブの番宣が流れ、まねきねこが観光客を見下ろしていました。あのカラオケまねきねこです。

対してジョホールバルはカオスで面白かったです。
シンガポールに続くメインストリートはきれいに整備され、近代的なショッピングモールやホテルが多くあります。しかし一本逸れればそこは旧市街、ヒンドゥー教・道教・シク教の寺院が連続してあったかと思えば、半分屋台みたいな店でインド系の人が飯を手で食べていて、全て漢字の怪しいひなびたホテルが並びます。人種宗教新旧ぐちゃぐちゃな感じで、多民族国家でない日本では見ることのできない光景でした。もっと散歩してみたらよかったかもしれない。

高温多湿の中ただ佇む謎のクマ。一番怖かった。

ジョホールバルからは電車で5分でシンガポールに入れます。どうやら世界最短の国際列車とのこと。

シンガポール 🇸🇬

シンガポールはまあ想像通りというか、シンガポールでした。スケールが大きいことを真面目にお金をかけてやっていて、景気が良いってこういうことかと理解しました。僕は98年生まれでバブル崩壊後の不景気と言われる日本でしか生きてきていないので、この街全体が元気な感覚を肌で味わえたことは今回シンガポールに来た大きな意味になったと思います。

新羅カンパニー感

シンガポール英語いわゆるシンガリッシュの洗礼も浴びてきました。口の形が扁平しているというか、いきなり喋られると中国語喋ってるのかと思います。ほぼ毎回聞き直してました。そして分かっていたことですがやっぱり僕は英会話ができないので、練習しなきゃなあと痛感しました。ビジネスやキャリアのためにというわけではなく、純粋に海外の人と少しでも喋れると新鮮で楽しかったので、英会話をやるモチベーションを得た気がします。

打ち合わせが終わって時間ができたタイミングで登ってきました。現地の人が命綱引っ張る役やってくれました。あたたかい。

めちゃ優しかった

お仕事

ただただ遊んでいただけと思われそうなので、簡単にアポについて触れておきます。

  • ベトナムのパートナー
    日系企業のベトナム進出を支援する事業をする会社の方で、そもそもはThird Scope Europeの実績作りを狙った社内報の提案が目的であったものの、現地スタッフの教育の方に課題感を持っていて、Makelearnを中心に協業する方向に。
  • マレーシアのパートナー
    元ITコンサルタントの方で、現在はマレーシアでお菓子等のOEMとしての生産から販路確保まで請け負う事業などを手がけています。この事業に関してというよりは、もっと広範に協業の可能性を探る方針。
  • マレーシアのパートナー ②
    現地に住む日本人向けのメディアのメンバー及び元メンバーの方々。Autolandを中核とした同種のメディアを検討。
  • One & Co(in シンガポール)
    JR東日本による、日系企業の現地法人向けのシェアオフィス。誰もが知っている大企業が多く入っている。今回シンガポールに行った主目的であり、Third Scope Asiaのオフィスをそこに構える方向で調整中。

総括

冒頭で述べたように、今回の東南アジア周遊は特大プロジェクトの慰労とThird Scope Europeの営業アポとThird Scope Asiaのオフィス内見が合体したものであったので、元々僕はベトナムのみ参加する予定でした。しかし僕が海外にほぼ行ったことがないというのを聞いたThird Scope Europeの社員さんが、海外を色々見た方が良いとのことで、諸々かけあってくださり、全行程参加というかたちになりました。

結果として、これは本当にありがたかったなぁと思っています。そもそも海外にそこまで興味がある方ではなかったのですが、それはガラッと変わり、今はいろんな国を見てみたいです。
ひとくちに文化の違いを理解するといっても、教科書で学ぶことと生で体感することではまるっきり感触・解像度が違うわけです。ムスリムがマジョリティの国でいかに宗教が生活に根ざしているかとか、国民性としての”仕事”への向き合い方だとか、色々なものが座学で持っていた想像を超えてきました。それらを知ることは非常に面白く、また現地でビジネスを興すというのはこのような生の文化の理解無しには成立しないのだなと思いました。もちろん数日見て回っただけなので実際に暮らしてみるには及びませんが、0と1は全く違うと感じます。

今回いただいた機会・経験を社に還元できるように頑張っていきたいと思います!

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